開発担当のメーカーと協力して、準天頂衛星から利用者に測位補強サービスを提供するための地上システムの設計、それから解析を行っています。測位補強とは、利用者が米国のGPSに代表さるような測位衛星を使って即位した場合の測位誤差を補正する手法のことです。測位補強サービスは様々な分野で利用される非常に重要な社会インフラとなっています。
現在、準天頂衛星から測位補強サービスが提供されていますが、初めてサービスが開始されたときには、多くの人に役に立てたことを実感し、これまでの苦労が報われたような大きな喜びを感じました。障害が発生すると多くの利用者に大きな影響を与えてしまいますので、責任感を持って社会インフラの構築に取り組んでいます。