キャリアパスの一例をご紹介。
SEDでは社員の希望と適性を考慮、社内教育制度を活用し、キャリア形成を行っていきます。
理学部(地球科学科)
理学研究科(地球生命圏科学専攻)
大学ではリモートセンシングの研究室に所属し、赤外センサ(NOAA/AVHRR)を用いた斜面温暖帯の研究や大気サウンダ(Aqua/AIRS)を利用した地球全体の可降水量の研究に取り組みました。
衛星ビジネス推進部(本社)
必ず宇宙の仕事ができる!が決め手となりSEDへ入社。衛星画像を活用した水稲の損害評価事業では大学時代に学んだリモートセンシングの知識を活かし、衛星画像処理やデータ解析、損害評価方法の精度向上に取り組みました。
衛星ビジネス推進部(筑波)
人工衛星打上げ後の初期運用支援を実施。また、出産のため約1年の産休・育休を取得。復帰後は元の部署にて時短勤務を利用しながら育児と仕事の両立に奮闘しました。
JAXAへ出向
約5年間JAXAへ出向。人工衛星を運用するための地上システムの開発に携わりました。システム設計では顧客や製造メーカとの調整、打上げ後はシステムの機能確認や事象対応などを実施ました。
衛星ビジネス推進部 第一システムグループ(現職)
第二子の産休・育休を取得後、元の職場に復帰。出向時の経験を活かし、JAXAの開発する地上システムの試験支援を担当。また、リモートセンシングの講師として教育訓練も実施しています。
工学部(航空宇宙システム工学科)
工学研究科(航空宇宙工学専攻)
大学~大学院では情報通信研究機構(NICT)のライダー(レーザを用いたレーダ)に関する研究室に所属し、近赤外線を用いたコヒーレントドップラーライダーによる、大気中エアロゾル観測のための受信効率較正方法の研究をテーマとして、地上や航空機からの観測、および取得データの解析に取り組んでいました。
衛星利用グループ(本社)
業務内容に惹かれ、SEDでなら面白い仕事ができそうだと思い入社。主に、国際宇宙ステーションや人工衛星が曝露される宇宙環境(原子状酸素、放射線、紫外線など)に関するシミュレーションに取り組みました。その間、月周回衛星(かぐや:SELENE)の追跡管制隊や、JAXA地球観測センターにおける陸域観測衛星(だいち:ALOS)のミッション系受信運用、ソフトウェア開発業務などにも従事し、様々な経験を積みました。
衛星利用グループ/先端技術開発グループ(本社)
航空機のナビゲーションシステムの安全性に関する解析・評価や検証に関する業務に従事しました。SEDでもまだ経験のない分野を担当したため、業務開始当初はついていくのがやっとでしたが、必死に勉強し、半年後には顧客と技術的な議論ができるようになりました。
イーディシーグループ労働組合
3年間ほど、労働組合の委員長として組合職務に専従し、労働条件や、職場環境の改善に取り組みました。
先端技術開発グループ(本社)
組合専従から元の部署にもどり、次世代の飛行安全管制システムに必要なアルゴリズムや要素技術の検討を行いました。特に、ルールベースのアルゴリズムや、時系列データの異常検知手法などを検討していました。こういった経緯もあり、初めて打上げ運用支援に行き、ロケットの打上げに携わるという経験をしました。
統括管理部 人事課(現職)
管理職となり、現職場へ異動しました。人事企画、人材採用、労務管理、社員教育など、これまでとは全く違う分野ですが、技術部門出身という目線を生かして、会社全体を支えるべく、日々奮闘しています。