INTERVIEW
社員インタビュー

2006年入社
研究開発衛星
衛星管制グループ
K.K.
群馬大学
工学部
生物化学工学科

K.K.
仕事内容について

人工衛星の追跡管制

人工衛星を打ち上げる流れですが、まず人工衛星を打ち上げるための追跡管制隊というものが発足されます。打ち上げる人工衛星に特化した知識というものを、隊員に対して教育していきます。その後に打ち上げを模擬したリハーサルを実施します。実際にその後に打ち上げになるのですが、そこでは訓練やリハーサルで学んだことを生かして、打ち上げに臨むようになります。

管制業務といいますのは、簡単に一言で言いますと、「人工衛星を地上から監視制御する業務」になります。人工衛星は、一度宇宙に打ち上げられますと、人の手で操作したりとか、何かあったときに対処したりとか、そういうことができませんので、電波を使って地上局と衛星でリンクを取ります。電波を使うことによって人工衛星にコマンドを送信し、また人工衛星のデータを地上に降ろし、人工衛星の管制を行っています。

人工衛星を運用するにはいろいろなポジションがあります。まずは運用計画をつくるポジション、衛星データを見るポジション、人工衛星にコマンドを打つポジション、このようなポジションが多々あります。そこでは一つの意見というものが非常に大事で、それをみんなで組み合わせることが大切です。