INTERVIEW
社員インタビュー

2021年入社
研究開発衛星
システムエンジニアリンググループ
A.K.
弘前大学
理工学部
数物科学科

2021年入社 研究開発衛星 システムエンジニアリンググループ A.K.
これまでの業務
2021年度~現在
・軌道力学系運用業務
・SSA運用業務
2022年度~現在
・高精度測位システム開発支援業務

衛星存続に必要不可欠な存在!

現在の仕事
私は現在、2つの部署「軌道力学」「高精度測位」で以下の業務に携わっています。
【軌道力学】
・軌道力学系運用業務
→地球の周りを飛んでいる人工衛星がミッションを遂行させるためにはある軌道を通る必要があります。私たちはその軌道を計算にて導き出し、衛星運用を行うチームに提供しています。
・SSA運用業務
→地球の周りにはデブリという宇宙ゴミが無数に存在します。デブリに人工衛星がぶつかるとミッション遂行に支障をきたすので、衝突リスクを分析し、必要に応じて衝突回避策を検討しています。
【高精度測位】
高精度測位では日本の測位衛星「みちびき」によって、今よりももっと正確に測位するにはどうすればいいのかという解析や、今後7機体制で運用するための運用準備を行っています。
大学(院)の研究内容
XAFS(X線吸収微細構造)と呼ばれる物質の構造解析を行っていました。XAFSとは物質に放射線を与えることによって放出された光電子の散乱によって起こる干渉を解析し、物質の構造を推定します。私はアルテミスという解析ツールを用いて放射線のパラメタを変更し、光電子の動きをグラフ化することで構造が既知のグラフと比較することで未知の物質の構造を推定できます。
学生生活について
学生時代はアルバイトとよさこいサークルと遊びに専念していました。
就職活動について
宇宙に関わる仕事がしたいということから確実に宇宙の仕事に就けるSEDしかほぼ受けていませんでした。SEDには早期選考があることからも応募した会社はSED含め3社くらいでした。
(院進せずに)早く就職して良かったと思うこと
院進していた場合よりもお金がもらえることですかね笑大学時代は堕落した生活をしてましたが、社会人になったことで規則正しく生活できるのもすごくいいなと思いました。
宇宙業界を志望するきっかけ
いまだ解明されていない宇宙に対して憧れを持っていたからです。
SEDを選んだ理由
ほかの会社は宇宙関連の部署に配属されなかった場合、宇宙に何も関係ない部署に行くこともありますが、SEDはどの部署に言っても確実に宇宙に携われるのでいいなと思いました。
仕事のやりがいと大変なこと。またそれが楽しさに変わった瞬間。
最初は宇宙の知識について覚えることが大変でついていくのが精一杯でしたが、少しずつ知識を蓄えていくと先輩たちが何について話しているのか、なぜこうなるのかというのがわかるようになってきます。先輩と一緒に議論できるようになってきたときはすごく楽しく感じました。
学生時代に学んできた、体験したことで仕事に役立っていること
よさこいサークルで培ったコミュニケーション能力がいまとても役に立っています。
仕事をするうえで大切だと思う能力
ほとんどが人とかかわる仕事なのでコミュニケーション能力が大切だと思います。
宇宙に関わる仕事に就いて、周囲の反応
宇宙に携われてすごいなとかかっこいいなとよくいわれます。
学生のみなさんへメッセージ
宇宙業界で一緒に働ける日を楽しみにしています!!