INTERVIEW
社員インタビュー

2018年入社
研究開発衛星
相模原出張所
T.N.
神奈川工科大学
工学部
機械工学科

2018年入社 研究開発衛星 相模原出張所 T.N.
これまでの業務
2018~2019年 ERG(あらせ)の運用とオフライン作業(コマンドの作成や地上局スケジュールの調整)
2019~現在   上記に加え、PLANET-C(あかつき)のオフライン作業(姿勢決定支援、観測計画の立案支援、コマンド作成など)とXRISMの地上システム設計

宇宙科学の発展のために

大学(院)の研究内容
人工流れ星衛星「ALE-1」に搭載されている流星源放出装置の衝突解析と新しい流星源放出装置の開発を行いました。衝突解析では、流星源放出装置内に格納された流星源が打ち上げ時の振動によって破損するのを防ぐため、ANSYSを用いた解析と自ら設計した簡易モデルを用いた振動試験を行い、それぞれのデータを比較検討を実施しました。
流星源放出装置の開発では、放出できる流星源の順番が固定されている現在の装置から任意の色を欲しい分だけ放出できる装置の開発を行いました。
衝突解析では、企業の方と実験や相談をしながらの研究だったので、大変でしたがやりがいがあり貴重な体験をすることが出来ました。
学生生活について
勉強、部活動、アルバイトの毎日でとても充実な生活を送っていました。
大学4年の頃には、夏休み関係なく平日は毎日研究を行っていました。
また、内定を頂いた後に「第一級陸上無線技術士」の免許が業務に役立つことを知り大学4年の11月から卒業研究と並行し無線の勉強を行い、1月の試験で一陸技を取得しました。
就職活動について
高校時代から宇宙業界で働いてみたいなとやんわりと考えていました。
大学に入学し、宇宙関連の勉強やニュースを見る度に働いてみたいから働きたいという思いが強くなり、就職サイトでは宇宙関連企業ばかり調べ、宇宙業界を中心に就職活動を行いました。
宇宙業界を志望するきっかけ
志望するきっかけとなったのは、インターンシップに参加をさせていただいたことです。
以来、働きたいという気持ちと発展する宇宙業界を業界人として見ていきたいという気持ちが強くなり志望するまでに至りました。
SEDを選んだ理由
SEDを選んだ一番の理由は、100%宇宙に関する業務に就けることです。
宇宙に関する仕事をしたいと思っていたので、100%関われるというのはとても魅力でした。
また、宇宙業界の最前線で働けるという事もありSEDで働きたいと思いました。
仕事のやりがいと大変なこと。またそれが楽しさに変わった瞬間。
自分の立案した計画や作成したコマンドを用いて衛星の運用している事にやりがいを感じていますが、これらの作業は宇宙研の先生方と調整をしなければいけない事もあり、自分の対応がSEDとしての対応となるためとても大変です。
仕事をしていて興奮した瞬間
管制室で衛星の運用を行っているところを初めて見た時です。
また、本当に宇宙業界で働いてるんだと実感した時でもありました。
学生時代に学んできた、体験したことで仕事に役立っていること
卒業研究で0の状態から物の開発をしていたことがツールの開発に似通っているので、卒業研究が役に立ってるなと思います。
入社前と入社後での会社の印象の違い
良い意味でギャップが大きかったです!
毎日楽しく働かせてもらってます!
宇宙に関わる仕事に就いて、周囲の反応
宇宙に関わる仕事に就いたと周囲に伝えると、とても羨ましがられました。
SEDのここが自慢
やはり、100%宇宙に関する業務に関われることです!
相模原出張所に限って言えば、いろいろな科学衛星と探査機に関われる事が自慢です!
今後挑戦したいこと
様々なプロジェクト(今後打ちげられるMMXやDESTINY+など)に関わりたいと思っています。
就職活動中のみなさんへメッセージ
悩んで悩んで悩み抜いて、自分のやりたいことを見つけてください。
やりたいと熱意を持って臨めば、必ず相手に伝わります!
大変だとは思いますが、挫けずに就職活動頑張ってください。