地上の安全をお守りします!
飛行安全解析といって、万が一ロケットが故障などしたときに、人命や財産を守るための解析を行っています。また、打上げ期には種子島に行って運用作業もしています。
活動銀河核と呼ばれる銀河の中心にある超巨大ブラックホールの研究を行っていました。観測するための衛星である「ひとみ」の試験を行ったり、さらにその次の衛星に搭載するX線カメラの開発もしていました。
平日は研究、土日は観光やゲームなどをサークルの人たちとしていました。
研究が忙しくインターンはほとんど参加できませんでしたが、説明会はできるだけたくさんの企業を受けました。その結果、研究内容とマッチしている宇宙業界に絞ってエントリーすることにしました。
小さいころから星を見に行くことが好きだったことと、「プラネテス」「ふたつのスピカ」等の漫画・アニメが好きで宇宙業界にあこがれを持っていたことです。研究が宇宙関係であったことも大きく影響しています。
どの部署に配属されても必ず宇宙開発に携われることです。あとは説明会の時に社員の方が生き生きとしていた点、福利厚生がしっかりしている点なども決め手となっています。
仕事のやりがいと大変なこと。またそれが楽しさに変わった瞬間。
解析結果を考察して、全て理解できたときにやりがいを感じます。打上げ業務は昼夜を問わないことがあるため、体調管理は大変です。
打上げの瞬間に携わることです。打上げの瞬間は建物の中にいるのですが、振動を肌で感じることができ、打上げが成功したという達成感でいっぱいになります。
学生時代に学んできた、体験したことで仕事に役立っていること
確率・統計・誤差伝搬等の数学的な知識が役に立っています。また、WordやExcel等のソフトが扱えると役立ちます。
全般的な技術職への偏見として、人のつながりが弱く、業務も個人で淡々と行っているイメージでしたが、先輩後輩隔たりなく密なコミュニケーションを行えており、自分の意見も考慮してくれる会社でした。
表舞台に立つことはないかもしれませんが、日本の宇宙業界のほぼすべてに関わっていて、縁の下の力持ちであることが自慢です。
就職活動は受験とは違い偏差値以外にたくさんの尺度があるため一つに決めるのが本当に大変です。就活中はたくさんの企業の話を聞ける本当にいい機会なので、説明会等は幅広い業種の話を聞いて、自分は何をしたいか、何を重要視したいかをよく考えて決めていくことが大切だと思っています。ぜひ、悔いのない就職活動をしてください。
仕事も遊びも全力でメリハリのある人と仕事がしたい!