CROSS DISCIPLINARY
分野横断的事業

SEDでは、「宇宙輸送」、「衛星管制」、「次世代測位・通信」、「有人宇宙活動」等の宇宙開発利用での実績で得られた知見を活かし、特定分野によらない技術サービスの提供も行っています。国際電気通信連合(ITU)や国内電波法に基づいた周波数国際調整・無線局申請、地上設備の整備、そして宇宙開発利用に新規参画しようとする企業への支援などを実施しています。

周波数国際調整・無線局管理

衛星との無線通信を行うためには、事前にITUで定める無線通信規則(RR)の規定に基づく国際的な技術調整を行う必要があります。国内では電波法に基づく無線局の管理が必要となるため、衛星の打上げ・運用を行おうとする国内の団体へこれらの手続きに関する技術サービスを提供しています。

パラボラアンテナ(「きずな」WINDS)

地上設備整備に関する電気工事および電気通信工事

ロケットや衛星に関する地上システムの設計・開発・保守の実績を活かし、センサ・カメラ等のハードウェアとこれらをネットワークで繋ぎ中央監視するためのソフトウェアを組み合わせた地上設備(施設の電力監視システム、監視カメラや侵入検知センサを用いたセキュリティ監視システムなど)の整備に関する電気工事および電気通信工事の企画・設計・監理・施工および保守を行っています。

宇宙開発利用ビジネスへの技術支援

長年にわたり培ってきた実績と経験を活かし、人工衛星やロケットなどの分野で新たに参入する企業への技術支援、宇宙開発利用の様々なビジネスの事業企画や宇宙ベンチャーへの支援などに取り組んでいます。