宇宙技術開発株式会社

社員の声

間野 晃充

所 属 衛星技術部 宇宙機エンジニアリンググループ
名 前 間野 晃充(2015年度入社)
出身校 佐賀大学大学院 工学系研究科 物理科学専攻

これまでの業務
2015年~現在 国際宇宙ステーション 「きぼう」日本実験棟 船内部・船外部実験運用管制業務

  • Q

    大学(院)の研究内容

    A

    素粒子論、中でも、素粒子の相互作用、クオークなどの基本粒子、時間・空間を統一的に記述できると期待される超弦理論を研究していました。超弦理論は物質の最小単位を点ではなく、一次元的に広がった弦(ひも)と考える理論であり、万物の理論の最有力候補とされています。研究手法は、計算機を用いたシュミレーション等ではなく、素朴に紙とペンだけを用いて行っていました。研究を通し、論理的な思考力が鍛えられました。

  • Q

    学生生活について

    A

    学生生活で特に記憶に残っていることは、国際交流組織の立上げに携わり、アジア地域を中心とした大学の教職員・学生と交流を行ったことです。特に、アジアの中でも、中国や韓国の大学生とは互いのキャンパスを行き来し、大学での研究課題だけでなく日ごろの悩みなども打ち明け合うまで親睦を深められたことは、今でも良い思い出となっています。

  • Q

    就職活動について

    A

    第一志望であったSEDのインターンシップや説明会だけでなく、宇宙に関係する企業のインターンシップや説明会にも積極的に参加し、視野を広げました。

  • Q

    宇宙業界を志望するきっかけ

    A

    私は宇宙から多くの感動や夢をもらいました。今度は私が、宇宙開発を通し社会や人々に価値を提供する仕事をして恩返ししたいと思い、宇宙業界を志望しました。

  • Q

    SEDを選んだ理由

    A

    SEDは全ての業務が宇宙に関係しており、日本の宇宙開発の黎明期から現在に至るまでのノウハウが蓄積されていることと、国際宇宙ステーション業務に携わっていることからSEDを選びました。

  • Q

    現在の仕事

    A

    国際宇宙ステーション(ISS)にある「きぼう」日本実験棟で様々な科学実験を行う実験運用管制員の任に就いており、特に、材料物質実験や高エネルギー粒子の観測に関係する運用を中心とした業務に携わっています。
    運用のイメージとしては、「きぼう」にある実験装置に地上から遠隔操作で指令を送り、実験装置から信号を受信して挙動を地上から監視します。例えば、機器が故障などした場合は、宇宙飛行士の身の安全を第一優先にしながら装置の安全化・復旧処置を行います。
    また、本番を模擬した訓練を繰り返すことで通常時はもちろんのこと、想定外の事態が発生した場合でも、迅速に対応できるよう日々訓練を積んでいます。運用は、8時間交代の3シフト制で、各技術領域や実験領域毎にチームを編成して運用を行っています。

  • Q

    仕事のやりがいや、大変なこと

    A

    運用管制を行う上で理解すべきこと(宇宙ステーションや実験装置に関する知識や技術など、国際的な運用ルール等)が膨大にあり、日々格闘しています。しかし、そのような自身を向上できる環境に身を置けることを幸せに感じます。少しでも多くのノウハウを蓄積し、自らのものとして次期有人宇宙開発へ挑みたいと考えています。

  • Q

    仕事上でのエピソード

    A

    先輩からの助言に日々助けられています。有人宇宙開発の仕事は非常に面白く、目の前の担当業務の他にも喉から手が出るほどやりたい仕事が山ほどあります。一時、やりたい仕事に飛び付き、目の前の担当業務が疎かになりかけたこともありましたが、先輩から、目の前の業務をしっかりとこなせるようになって初めて好きな仕事ができると教わりました。担当業務を第一優先にする、という当たり前ですが重要なことを再認識しました。

  • Q

    仕事をしていて興奮した瞬間

    A

    運用管制員は全員、交信のためにヘッドセットを装着し仕事をしています。ヘッドセットから聞こえてくる軌道上の宇宙飛行士、並びにアメリカやロシア等の管制員の声を初めて聴いたときは、各国共同で運用しているという実感が湧き、興奮しました。

  • Q

    学生時代に学んできた、体験したことで仕事に役立っていること

    A

    宇宙ステーションの業務は英語に触れる機会が非常に多いですが、臆することなく業務に挑めています。学生時代の海外への短期留学や国際交流活動の経験が役立っていると感じています。

  • Q

    入社前と入社後での会社の印象の違い

    A

    良いギャップがあったと感じています。入社しないと知ることができない情報もあり、「きぼう」日本実験棟運用においてSED社員が担っている役割と責任は非常に大きく、想像していた以上に宇宙に近い職場でした。

  • Q

    宇宙に関わる仕事に就いて、周囲の反応

    A

    宇宙の仕事は何をやっているのか分からないという反応が大半です。今後の業務を通して、宇宙をより身近なものにしていかなければ、とやる気が入ります。

  • Q

    SEDのここが自慢

    A

    非常に風通しが良いと感じています。先輩や上司に対し、質問や相談が非常にしやすい環境があります。

  • Q

    今後挑戦したいこと

    A

    宇宙をキーワードに新規事業を起こすことに挑戦したいです。現状の仕事は先輩方が努力し築き上げてきたものですが、与えられるだけでなく、自らの力で新たな仕事を作っていきたいと思います。それが会社や宇宙業界の成長に繋がると考えています。

  • Q

    就職活動中のみなさんへメッセージ

    A

    就職活動中は、不安で一杯だと思いますが、アンテナを広げて情報を継続的に収集し、守りに入らず攻めの姿勢で"取り敢えず"行動することが大切だと考えています。実体験ですが、一度立ち止まって腰が重くなると動くのに時間がかかります。行動しながら悩んで、軌道修正していくのが良いと思います。

平成28年7月25日現在