宇宙技術開発株式会社

社員の声

西田 芳郎

所 属 衛星技術部 宇宙機エンジニアリンググループ
名 前 西田 芳郎(2012年度入社)
出身校 鹿児島大学 理工学研究科 物理・宇宙専攻

これまでの業務
2012年~現在 日本実験モジュール「きぼう」内実験装置の運用・運用準備業務、汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM)の運用・運用準備業務

  • Q

    どの様な学生生活を送られていましたか。一番力を入れたことはなんですか?

    A

    サークル活動・アルバイト・友人と思いつきでの旅行と、学生生活の中でしか出来ないことを目いっぱいやってきました。学業については二の次、というわけではありませんが最低限卒業できるように頑張っていたと思います。

  • Q

    SEDを選んだ理由(ここが好き)を教えてください。

    A

    宇宙開発と聞くとロケットの打ち上げや人工衛星によるリモートセンシングなどが思い浮かぶと思いますが、SEDはほぼ全ての日本の宇宙開発分野に携わっています。どの業務に配属されても宇宙開発に係わる仕事ができ、また日本の宇宙開発に長く係わってきた歴史・培ってきた技術もあるので、SEDに入社することを決めました。

  • Q

    20年ぶりに会う小学校の同級生に、自分の仕事を誇らかに説明するとしたらどう説明しますか。

    A

    私は国際宇宙ステーションにある日本実験モジュール「きぼう」内の実験装置の運用業務に携わっています。この業務はNASAなど世界各国の方々と協力しながら仕事をしていますが、時には宇宙飛行士と共同で作業を行なうこともあります。宇宙飛行士とともに仕事ができる業務は世界広しといえどそうないと思うので、少し自慢気に話したりしています。

  • Q

    仕事をしていて、今までで一番興奮した(嬉しかった)瞬間をお聞かせください。

    A

    自分が作成した実験運用の手順書を使って宇宙飛行士が作業を行なったことです。「分かりやすく手順の説明ができているか」「作業手順に抜けはないか」などあれこれ考えながら作成しましたが、何事もなく無事作業を終えたことに安堵しました。

  • Q

    失敗がその後につながった経験談があればお聞かせください。

    A

    実験運用業務に入るために実際の運用を模した訓練が数回行なわれますが、初めは知識不足により失敗続きでした。自分が失敗してしまった原因を1つ1つ潰していき、知識を身につけていくことで同じ過ちを起こさず、無事訓練に合格する事が出来ました。

  • Q

    仕事の大変なところといえばどのようなところですか。

    A

    実験運用業務は24時間体制で行なわれるので、当然深夜勤務もあります。睡眠時間など自己管理をしっかり行ない、睡魔に襲われず常に集中できるよう体調を整える必要があります。

  • Q

    仕事にやりがいを感じるときはどんなときですか。

    A

    「きぼう」で行なわれている実験は、様々な分野の研究者たちがその分野における新たな発見をみつけるために行なっています。例えば自分の携わっている実験運用の成果によって、常識を覆すような新素材ができるかもしれないと思うとやる気が湧いてくると同時に、運用の失敗は許されないという責任感も出てきます。

  • Q

    仕事をする上で大切にしていることはなんですか。

    A

    期日が決められた作業はしっかり守る、会議に遅れないよう開始時間の5分前には会場に着いているなど、何事も時間を守ることです。当たり前なことですが、気の緩みで少しでも遅れてしまったらそれだけで会社の信頼を落としてしまうことにもなります。

  • Q

    SEDのここが自慢というところをお聞かせください。

    A

    海外の方々と仕事をする機会が多いためか、英語が堪能な社員が大勢います。会社には英会話研修などの教育がありますが、入社後独学で学びながら身につけたという先輩社員もいるので、どうやって学んだかについて色々と教えて頂いています。

  • Q

    学生時代に学んできた、体験したことで(特に宇宙には関係ないが、意外と)仕事に役立っていることはなんですか。

    A

    卒業研究の一環で、電波望遠鏡を用いた観測当番を3年間していました。この観測当番でも観測データの処理や電波望遠鏡の状態の把握を24時間体制で行なっていたため、現在の運用業務に対してさほど抵抗なく臨むことができました。

  • Q

    自分が成長していると感じた瞬間があればお聞かせください。

    A

    実験装置の運用業務担当を任されるようになったときです。気が早いかもしれませんが、一人前の社員としてみられるようになったのだなと感じました。

  • Q

    職場はどのような雰囲気ですか。

    A

    私が普段作業している職場はSED社員だけでなく、同じ運用業務を担当している複数の協力会社の方々もいらっしゃいます。ですが会社間で垣根があるわけではなく、むしろ実験運用を成功させるという1つの目標に向かって互いに協力しあいながら和気藹々と仕事をしています。

  • Q

    入社前と入社後での会社の印象の違いがあれば、お聞かせください。

    A

    業務内容に関して印象の違いはさほどありませんでした。しいて言えば、SEDの事業所以外にも職場があるので、SED社員間の交流が図りにくいことがあります。その分、様々な考えを持った他社の社員と接する機会もあり、色々な話を聞くことができます。

  • Q

    宇宙に関わる仕事について、周囲(家族・友人)の反応はいかがですか。

    A

    小さい頃から宇宙が好きだということを周囲に話していたので、自分のやりたいことができる職に就けたことに対し一緒に喜んでくれました。また両親は夢に向かって努力してきた成果だと誇りに感じてくれています。

  • Q

    今までに(同僚やお客さんなどから)言われて一番うれしかった言葉。または、その時の心境などをお聞かせください。

    A

    宇宙飛行士用の運用手順書作成の情報収集として、ある実験装置の試作品をお客様と視察した時です。宇宙空間では無重力状態となるため、その環境下だと宇宙飛行士が実験装置の操作をする際に構造上作業しにくい箇所があることを見つけました。このことを指摘したらお客様から「さすが運用のプロ!」と褒めて頂きました。

  • Q

    その他、宇宙に関連するエピソード(この業界を志望するきっかけになったことなど)があればお聞かせください。

    A

    私の出身は鹿児島ですが、鹿児島というと日本で唯一ロケット発射場がある県です。小さい頃、親によく連れられてロケットが発射する瞬間を間近で見てきたので、それを機に「宇宙はすごいとこだ!」と宇宙に対して興味を持つようになりました。

  • Q

    「こんな新入社員と出会いたい」「こんな人と一緒に働きたい」といった学生へのメッセージをお願いします。

    A

    チームで仕事をしていく機会が多いので、まわりの人をサポートしつつ自分の考えを持って行動できる方だと心強いです。あと、お酒を嗜むことができるとなお良いです。

  • Q

    先輩から就職活動のアドバイスをお願いします。

    A

    「何をやりたいか」よりも「何になりたいか」について考えてみるといいかもしれません。会社はプロ集団の集まりです。その会社に入ることで将来自分はどんなプロになるのか、目先のやりたい仕事だけでなく自分の将来の姿をイメージしながら就職活動をしてください。

平成25年5月23日現在