宇宙技術開発株式会社

※2014年7月29日掲載の記事です。イベントは終了しています。

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宇宙博2014(SPACE EXPO 2014)開催見どころ 1

2014年7月19日、宇宙博2014がついに始まりました。会場は「NASA展示エリア」「JAXA・日本の宇宙開発展示エリア」「火星探査展示エリア」「未来の宇宙開発展示エリア」「8Kスーパーハイビジョンシアター」の展示構成でご覧いただけます。お出かけの参考に見どころを紹介します。

  • 宇宙博2014 (SPACE EXPO 2014)
  • 開催日 2014年7月19日~9月23日
  • 開催場所 幕張メッセ国際展示場 10/11ホール

1. 日本が誇る「はやぶさ」の成果

「はやぶさ」(MUSES-C)
「はやぶさ」(MUSES-C)

ぼろぼろになりながらも地球に戻ってきた小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)。日本の科学技術が最初に成し遂げたイトカワの観測とサンプルの帰還。4年が経過してもなお色褪せません。

更なる飛躍を目指し「はやぶさ2」が計画され、打ち上げが迫っています。「はやぶさ2」が目指すのは「1999 JU3」という小惑星。表面物質により有機物や水が含まれることが期待されています。

「はやぶさ2」
「はやぶさ2」

2. 大きさを実感できる「きぼう」日本実験棟の実物大新モックアップ

「きぼう」日本実験棟の実物大モデル
「きぼう」日本実験棟の実物大モデル

宇宙博会場には、天井から国際宇宙ステーション(ISS)の1/10スケールモデルが吊るされており、ISSの全形を見ることができます。一方、日本が計画・作成し、現在ISSの一部として活躍しているのが「きぼう」日本実験棟です。本モデルはSEDが納品しました。

「きぼう」日本実験棟は飛行士達が実験を行う「船内実験室」と、装置予備や備品を保管する「船内保管室」、宇宙空間に直接さらされている「船外実験プラットフォーム」とそこに取り付けられる「船外パレット」にわかれています。

写真は宇宙を旅するサイズの日本実験棟です。後ろから覗くシャトル頭部と比較しても見劣りしません。

手前は模型でなく、「STS-127(2J/A)フライトで本当に宇宙を旅してきた「きぼう」の船外パレット」です。全天X線監視装置(MAXI)、宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)、衛星間通信システムの曝露系サブシステム(ICS-EF)を搭載して、2009年7月にスペースシャトル・エンデバー号(STS-127(2J/A)) で打上げられ、空になった船外パレットはエンデバー号で持ち帰られました。他の船内実験室などは新規に制作された実物大モデルで、表面の質感を再現した素材が使われています。

「きぼう」モデルの船外パレット
「きぼう」モデルの船外パレット
SMILES実物大モデル
SMILES実物大モデル

近づいて良く見ることをお勧めします。どれも精巧に再現されています。写真のように宇宙空間で利用される装置(これはSMILESの実物大モデルです)を「きぼう」のロボットアームで取り付ける様子が良くわかります。

SEDもこの「きぼう」実物大モデルの制作に協力しています。

「きぼう」船内実験室

2014年7月29日 記

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