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ベピ・コロンボ2回目の水星フライバイの画像が公開される

最終更新 2022.06.27

日本時間2022年6月23日午後6時44分に、JAXAおよび欧州宇宙機関ESAの共同ミッションの国際水星探査計画BepiColombo(ベピ・コロンボ)が、水星表面約200kmの高さまで最接近しました。この接近では、探査機に搭載された3つのモニタリングカメラ(MCAM)の画像と、その他の観測機器による科学データが収集されました。

MCAMの画像は、解像度1024 × 1024 ピクセルの白黒のスナップショットで、一部の画像がESAから24日に公開されました。下記画像には、探査機自身の一部が写り込んでいますが、背景に水星表面を確認できます。ヒーニー(Heaney)は、なめらかな火山性平原に覆われた幅125kmのクレーターで、水星ではめずらしい火山の候補として到着後の観測目標になっています。画像にはクレーター名の注釈が付けられています。

水星表面から約200kmの探査機カメラ取得画像
水星表面から約200kmの探査機カメラ取得画像 Credits: JAXA/ESA

ベピ・コロンボは、2018年10月20日に打ち上げられ、地球のスイングバイを1回(2020年4月13日)、金星のスイングバイを2回(2020年10月16日, 2021年8月11日)、水星のスイングバイを6回(2021年10月2日, 2022年6月23日, 2023年6月20日, 2024年9月5日, 2024年12月2日, 2025年1月9日)行い、2025年12月に水星に到着するスケジュールになっています。

ベピ・コロンボミッションは、水星の磁場・磁気圏の観測を行うJAXAの水星磁気圏探査機「みお」(MMO: Mercury Magnetospheric Orbiter)と、水星の表面・内部の観測を行うESAの水星表面探査機 (MPO: Mercury Planetary Orbiter) の両機で、水星周回軌道に投入されるまで、軌道遷移モジュールMTM (Mercury Transfer Module) に結合された状態で飛行しています。

source : ESA


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