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日本の民間企業のSAR衛星を搭載したエレクトロンロケット17号機の打ち上げ成功

公開日 2020.12.16 |最終更新 2021.02.24

日本時間2020年12月15日(火)午後7時9分27秒、日本のSynspective社のレーダー地球観測衛星Strix-αを搭載した、ロケットラボ(RocketLab)社のエレクトロンロケット17号機(ミッション名「The Owl's Night Begins」)が、ニュージーランド マヒア(Mahia)半島から打ち上げられました。打ち上げは成功し、衛星は高度500kmの円軌道に投入されました。

StriX-αは、Synspective社が計画している30機以上の合成開口レーダ(SAR)搭載小型衛星コンステレーションのための最初の機体となります。アジア全域の大都市中心部のデータを日々収集し、都市開発計画、建設・インフラ監視、災害対応に利用することができるということです。合成開口レーダ(SAR)は、マイクロ波を放射してその反射を見るタイプの観測方式のため、昼夜を問わず、また天候を問わず、地上の様子を把握することができます。

Strixはフクロウ属の名称でもあり、ミッション名「The Owl's Night Begins(フクロウの夜が始まる)」は、Synspective社が開発した合成開口レーダ(SAR)衛星StriXシリーズにちなんで名付けられたものです。今回打ち上げた衛星は、エレクトロンロケットで打ち上げる衛星としては大きめのサイズだったため、今回は初めて拡張型のフェアリングを使用した他、衛星放出前に太陽光に曝されて温度が上昇しすぎるのを防ぐために、上段のキックステージをスペースタグとして使用して、飛行途中の衛星の姿勢変更も実施しています。

なお、次のエレクトロンロケット18号機の打ち上げは、年明け早々となるということです。

source : ロケットラボ社


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