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超小型地球観測衛星10機を搭載したエレクトロンロケット打ち上げ成功!

最終更新 2020.10.29

日本時間2020年10月29日(木)午前6時21分に、ニュージーランド マヒア(Mahia)半島から15回目のエレクトロンロケットの打上げが実施されました。9機のプラネット(Planet)社のSuperDove(Flock 4e')、キヤノン電子株式会社のCE-SAT-IIBが搭載されており、およそ1時間後に、これら衛星の展開に成功しました。

SuperDoveは、すでに百以上展開されているFlock(Dove)衛星のアップグレード版の3U CubeSat(10cm×10cm×30cm)の地球観測衛星です。13回目のエレクトロンロケット打ち上げ失敗でSuperDoveの5機の機体が失われたものの、その後今年9月3日に打ち上げられたヴェガロケットでは、26機のSuperDoveが軌道上展開に成功しています。分解能は3m、可視3バンドと近赤外、レッドエッジの5バンドデータを生成しています。これらの衛星は、2020年にテストが予定されている、8つの別々のスペクトルバンドの画像を生成する可能性を持っています。

キヤノン電子のCE-SAT-IIBは、重さ35.5kgの地球観測衛星で、同社の画像機器を試験するための実証観測を行う予定になっていまです。コンステレーション計画を持っており、1機目にあたるCE-SAT-1衛星を2017年にインドのPSLVロケットで打ち上げています。2機目は残念ながらSuperDoveと同じ13回目の打ち上げ失敗で失われています。今回は3機目の打ち上げとして、望遠を含む3台のカメラを搭載し、そのうち1台は夜間でも5mほどの解像度で撮影できる性能を備えていると報道されています。

source : ロケットラボ社, プラネット社


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