宇宙技術開発株式会社

宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ「HISUI」の初画像公開

最終更新 2020.10.01

日本が国際宇宙ステーション(ISS)に設置した宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ「HISUI: Hyperspectral Imager SUIte」の初画像が公開されました。「HISUI」は、経済産業省及び一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構が開発を進め、2019年12月6日(日本時間)に米国ケープカナベラル空軍基地よりISSに向けて打ち上げられました。また、2019年12月12日にISS「きぼう」日本実験棟の船外プラットフォームへ設置され、初期機能確認試験が進められています。

「HISUI」は、可視(0.4-0.97μm)から短波長赤外(0.9-2.5μm)の間に185に分割されたそれぞれの波長域で、データを取得しています。カラー画像によく使われる衛星画像データのマルチスペクトルデータよりも、様々な波長の特徴を抽出することができます。これは鉱物特性や植物の成長の特性を把握するために有用となります。

米国では2000年打ち上げのEO-1衛星に搭載された分解能30mのハイペリオン(Hyperion)などを手始めに、250-1000mと分解能は低いながらも、広い範囲をカバーするTerra衛星やAqua衛星に搭載されているモディス(MODIS)も有名です。「HISUI」の空間分解能は21-30mと、比較的高く、それでいて観測幅20kmと、近年の高分解能の光学センサを搭載したプレアデス衛星などと同程度をカバーできます。

source : JAXA


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