宇宙技術開発株式会社

令和2年7月の豪雨に対する衛星撮影について

公開日 2020.07.10 | 最終更新 2020.08.03

2020年7月3日からの大雨に関して、多くの被害が出ております。状況把握や復旧に於ける一助としまして、衛星による緊急観測成果が公開されていますので、お知らせいたします。被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げると共に、引き続き天候に関するご注意をいただきますようお願いいたします。

<情報収集衛星における令和2年7月豪雨に係る被災地域に関する加工処理画像>

  • 熊本県 宇城市西部、中央部
  • 熊本県 球磨村南東部
  • 熊本県 人吉市中央部
  • 熊本県 芦北町中央部

<だいち2号による撮影>

<令和2年7月豪雨に関する防災科研クライシスレスポンスサイト:衛星画像他GIS情報利用>

地上との災害情報につきましては「令和2年7月3日からの大雨に関する防災科研クライシスレスポンスサイト」にて、他の情報との重ね合わせなどが選択できるようになっております。「だいち2号」の観測画像は7月4日、5日、6日(鹿児島、熊本などの一部)、7月7日(福岡、大分、宮崎などの一部)、7月8日(長野、静岡などの一部)、7月9日(岐阜、富山などの一部)、7月28日(山形の一部)となっております。情報収集衛星7月13日、17日の画像も追加されています。
Planet社のDOVE衛星による撮影画像(7月4日、7日、12日、17日撮影)も公開されています。(下記クライシスレスポンスサイトの「被害状況:光学衛星」に掲載)

<水循環変動観測衛星「しずく」GCOM-Wの撮影データ>

なお、今回急激に発達した線状降水帯は、線のように連なり積乱雲を発達させました。同じ地域に長時間激しい雨を降らせることで、災害に至る原因となっており、近年になって多く発生しています。今年は日本の南西部の海水温が高く、上空の水蒸気量が増えて急激に発達しやすい気象条件にあります。7月1日~7日におけるこうした気象条件につきましても、水循環変動観測衛星「しずく」GCOM-Wのデータが、公開されています。

<スポット衛星による撮影>

(撮影日時)撮影エリア リンク先:エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社

<スポット衛星による撮影および航空写真>


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