宇宙技術開発株式会社

中国は地球観測衛星とAISネットワーク衛星などの同時打ち上げ

最終更新 2020.06.24

日本時間2020年6月17日(水)午後4時19分に、高分九号03(Gaofen-9 03)、和徳五号(HEAD-5) 、皮星三号A(Pixing-3A)を搭載した長征2Dロケットが、甘粛省 酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。

高分九号03は、サブメーター級の分解能を持つ光学センサを搭載しており、先に5月31日(日)打ち上げられた高分九号02と共に高度600km程度の低軌道を極方向に周回する地球観測衛星として活躍する予定です。土地の国勢調査、都市計画、土地権利、道路網の設計、作物の推定、防災・減災などの分野で利用されるということです。

和徳五号は 、和徳一号(2017/11/15)と和徳二号A, B(2019/12/7)、和徳四号(HEAD-4:2020/5/31)と共に、船舶のAIS(Automatic Identification System :自動船舶識別装置)データや航空機のADS-B (Automatic Dependent Surveillance - Broadcast)データの収集を基本にした海洋・航空ビッグデータ活用サービスのための小型衛星コンステレーションを構築する計画です。

皮星三号Aは、浙江大学が開発し、打ち上げに成功した5機目の超小型衛星です。主にマルチモードでの測距・制御用中継器、衛星搭載の統合電子システムなどの、超小型衛星技術の軌道上試験を行います。


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