宇宙技術開発株式会社

中国の航法測位衛星第三世代北斗の最終機打ち上げ

最終更新 2020.06.24

日本時間2020年6月23日(火)午前10時43分に、航法測位衛星第三世代北斗(BD3 GEO-3(Beidou-55))を搭載した長征3Bロケットが、四川省 西昌衛星発射センターから打ち上げられました。

今回の打ち上げは第三世代北斗衛星システムを構築する最後の静止軌道(GEO)衛星1機で、予定された軌道で切り離され打ち上げは成功しました。第三世代北斗衛星システムは、合計30機(24機の中軌道衛星、3機のIGSO軌道衛星、3機の静止軌道衛星)から成るシステムで、第二世代の2倍程度にあたる位置決定精度2.5-5mと、性能向上がうたわれています。また、第一世代から試験機も含め59機の北斗衛星が打ち上げられていますが、打ち上げ自身は全て成功しています。

2017年からグローバルサービスも開始されており、交通管理、農業、法執行、通信、人命救助、世界的な緊急事態への対応や捜索救助活動などの支援に利用されます。全天候型・24時間・高精度の測位・航法・計時サービスを世界中のユーザーに提供する中国の重要なインフラとなっています。


    SEDの関連記事