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エレクトロンロケットも打ち上げ再開

公開日 2020.06.15|最終更新 2020.06.18

日本時間2020年6月13日(土)午後2時12分12秒に、ニュージーランド マヒア(Mahia)半島 から12回目のエレクトロンロケットの打上げが実施されました。打ち上げから2分39秒後に第1段の切り離し、打ち上げから約9分後に第2段のキックステージの切り離しが実施され、衛星は予定の軌道に打ち上げられました。

今回打ち上げられたのは、ミッション名「Don't Stop Me Now」の小型衛星を打ち上げるライドシェアのミッションで、NASAのアンデサイト衛星(ANDESITE: Ad-Hoc Network Demonstration for Extended Satellite-Based Inquiry and Other Team Endeavors)、NROの小型衛星、オーストラリアのM2パスファインダー(M2 Pathfinder) の3機です。当初は、3月下旬に打ち上げられる予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、延期されていました。

アンデサイト衛星(ANDESITE)は、NASAが大学などの教育用に実施しているCubeSat打ち上げプログラムElaNaの衛星で、ElaNa 32ミッションとして、ボストン大学によって開発されました。小型の磁力計を搭載した8基の超小型衛星を6UサイズのCubeSat本体から放出し、ワイヤレスネットワークを構築して宇宙天気データを取得します。

NROの小型衛星は、小型ロケットを使って小型衛星を迅速に打ち上げるためのRASR(Rapid Acquisition of a Small Rocket)契約の下で調達された3つのペイロードで、今年1月にNRO専用で打ち上げが行われた"Birds of a Feather"に続くミッションとなります。

また、M2パスファインダー(M2 Pathfinder)衛星は、ニューサウスウェールズ大学(UNSW)キャンベラスペースとオーストラリア政府が共同で開発したもので、軌道上でのプログラム変更が可能なソフトウェア無線(SDR)機能を含む、地球低軌道での通信やその他の技術をテストします。

source : ロケットラボ社

ロケットラボ社が新しく準備している、バージニア州ワロップス島の第二発射場(Launch Complex 2)からの初打ち上げは、今年の第3四半期になるようです。新しい小型衛星バス「Photon」のフル生産も再開されたということです。次回打ち上げは、7月3日の予定で、キヤノン電子の衛星CE-SAT-IB、Planet社の5機のSuperDove(Flock 4v)、Faraday-1とされています。

source : ロケットラボ社, ロケットラボ社


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