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日本からアラブ首長国連邦の火星探査機7月15日に打ち上げ予定

公開日 2020.05.19|最終更新 2020.05.21

H-IIAロケット42号機によるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関であるMBRSC(The Mohammed bin Rashid Space Centre)のUAE火星探査機 「HOPE」の打上げ予定が、発表されましたので、お知らせいたします。

  • 打上げ予定

    2020年7月15日(水)午前5時51分27秒(日本標準時)

  • 打上げ内容

    UAE火星探査機 「HOPE」(Al-Amal):EMM(Emirates Mars Mission)

  • 打上げ予備期間

    2020年7月16日(木)~2020年8月13日(木)

  • 打上げ場所

    種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

source : MHI

今年の夏の火星探査機の打ち上げは、残念ながら欧州とロシア共同のエグゾマーズ(ExoMars)ミッション#2(ExoMars 2020)が2022年打ち上げへと延期されてExoMars 2022となってしまったものの、UAEの他にも米国と中国を含めて3つのミッションの打ち上げが7月に予定されています。

UAE火星探査機の重さはおよそ1500kg、本体の大きさは幅2.37m高さ2.9m、600Wの太陽電池パネルを3枚持っており、1.5m径のハイゲインアンテナで地球との通信を行います。火星へ到着するのは200日ほど後の2021年2月となる予定です。

一方、米国のマーズ2020(MARS 2020)は、7月17日(金)午後10時~11時40分にアトラスVロケットで打ち上げられる予定です。探査ローバーの「パーサヴィアランス(Perseverance):忍耐」は、火星のジェゼロクレーター(Jezero Crater:火星の北緯18度51分、東経77度31分)に着陸を予定しています。火星を初めて飛ぶヘリコプター、Mars Helicopter (marscopter)も搭載されています。こちらの名前は「 インジェニュイティ (Ingenuity):創意工夫」。リチウムイオンバッテリーからの電力を使い、火星の希薄な大気中を飛び回ります。

中国の火星探査機「天問1号」 Tianwen 1(HX 1:Houxing-1) は、7月23日(木)に長征5ロケットで打ち上げられる予定で、軌道周回機(オービター)とローバーが搭載されているとのことです。


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