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スターリンク衛星7回目の60機打ち上げ成功!スペースX社は世界最多打ち上げ企業に

最終更新 2020.04.24

日本時間2020年4月23日(木)午前4時37分にスペースX社のコンステレーション型小型通信衛星スターリンク(Starlink)の7度目の60機同時打ち上げが実施されました。 第1段ロケットは、ドローンシップへの着地および回収に成功しました。今回使われた第1段ロケットは、4回目の使用で、前回からわずか35日間隔での再利用打ち上げとなりました。

スペースX社のロケット打ち上げ数は、米国企業のユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)社を抜き、世界最多となりました。また、今回の打ち上げで、2018年2月打ち上げの試験機2機も含め、422機のスターリンク衛星が打ち上げられたことになります。

今年1月の打ち上げで、スペースX社は既に最大の通信コンステレーション衛星を運用する会社となっています。北米とカナダのサービスは今年2020年のうちに開始される予定です。

スターリンク衛星打ち上げ数
Credits:SED

スターリンク衛星は、1機の重さが約260kgと軽く、コンパクトなフラットパネル設計で容積を最小限に抑えてあり、ファルコン9の打上げ能力を最大限に活用することに成功しています。各衛星に4つの強力なフェーズドアレイと2つのパラボラアンテナを搭載しており、従来の衛星ベースのインターネットと比較して桁違いの低コストで、膨大な量のスループットを短時間でこなし、リダイレクトすることができます。

また、近年、世界的な衛星数の増加のため、デブリの増加が懸念され、国際的な規制と標準について議論が進められています。スターリンク衛星はデブリ軽減の規制と標準も満たすよう、衛星寿命が尽きた後、2,3か月で、自身の推進システムで軌道離脱し、推進システムが故障した際にも1-5年ほどで大気中で燃え尽きるということです。

source : スペースX社


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