宇宙技術開発株式会社

スペースX社スターリンク衛星は4度目の打ち上げ

最終更新 2020.01.30

日本時間2020年1月29日(水)午後11時6分にスペースX社のコンステレーション型小型通信衛星スターリンク(Starlink)の4度目の60機同時打ち上げが実施されました。打ち上げから2分36秒後に第1段の切り離し、打ち上げから3分24秒後にフェアリング開頭、前回と同様、打ち上げから約1時間2分頃に結合機構ごとロケット本体から分離が行われました。

第1段ロケットは、ドローンシップへの着地および回収に成功。両フェアリングの回収のため2つの回収船ミズ・ツリー(Ms. Tree)とミズ・チーフ(Ms. Chief)が待ち受け、1つは無事ネット上の回収に成功しました。フェアリング回収は3回目の成功となります。第1段ロケットは、ドラゴン宇宙船(2019/3/2打ち上げ)とレーダーサット後継機(2019/6/12打ち上げ)にレーダーサット後継機(2019/6/12打ち上げ)の打ち上げに使われ、回収・再整備をしたものです。また、1月7日の3回目のスターリンクの打ち上げでは、天体観測への影響を抑えるために太陽光の反射強度を弱めるために一部の衛星の塗装の変更が行われました。

スターリンク衛星は、1/7の打ち上げに次いで今月2回目の打ち上げとなり、試験機も含め242機が打ち上げられたことになります。高度550kmに展開するスターリンクは、各260kgほどのコンパクトな衛星です。ミッション終了時には自身の推進システムを使い軌道離脱し、2,3か月でミッションを終えます。万一推進システムが働かない場合にも、1-5年ほどで大気圏で燃え尽きるということです。スターリンクによるサービスは、2020年末に北米およびカナダを対象に展開、2021年には世界規模に拡大するということです。


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