宇宙技術開発株式会社

ノースロップグラマン社商用補給機12号機が国際宇宙ステーションに到着

最終更新 2019.11.06

日本時間2019年11月2日(土)午後10時59分にノースロップグラマン社商用補給機12号機(NG-12/Cygnus)が、アンタレスロケットにより、ワロップス飛行施設から打ち上げられました。打ち上げは成功し、11月4日(月)午後6時10分に国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームで捕捉後、午後8時21分にISSのユニティモジュールに結合されました。ロシアの補給船プログレス73Pと、ソユーズ宇宙船MS-13およびMS-15を含めて、4機の宇宙船がISS上に結合されている状態になりました。

NG-12は、NASAの商業補給サービス2(CRS-2:Commercial Resupply Services-2)契約における、ノースロップグラマン社の初ミッションとなります。また、アンタレス230のコンフィギュレーションの6回目の打ち上げとなります。今回はアンタレス230+として構造を強化するなどして打ち上げ能力が強化されました。

NG-12の貨物搭載量は、計3,705kg。内訳は搭乗員備品680kg、科学研究機材1983kg、船外活動機器104kg、コンピュータ機材17kg他です。搭載品には、下記が含まれます。

  • アルファ磁力線計測器AMS-2(Alpha Magnetic Spectrometer-02)のミッション機器寿命延長のための船外活動で使う修理用の機器

  • アストロラド・ベストAstroRad Vest:太陽フレアで生じる放射線粒子線から上半身を保護するための試験用のベストで、月・火星ミッションへの利用を想定している

  • スペースリサイクラー(Space Recycler):3Dプリンターで使う原料プラスティックをリサイクルして再利用するための装置

  • ゼロGオーブン(Zero-G Oven):微小重力環境下で調理するための宇宙用オーブン、363度Cま で加熱でき、クッキーを焼く試験を行う予定。

NG-12は、2020年1月までISS上にとどまる予定で、数千ポンドの重さの廃棄物を積載して大気圏突入する予定です。

source : NASA NASA


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