宇宙技術開発株式会社

電離層探査衛星ICONの打ち上げ

最終更新 2019.10.18

2019年10月11日(金)午前11時2分に、電離層探査衛星のICON(Ionospheric Connection Explorer)が、空中発射式のペガサスXLから打ち上げられました。

ICONは、高度575km、軌道傾斜角27度の軌道から、赤道周辺の高度88kmから575kmの電離層の観測を実施します。中性の大気分子の速度や温度を計測する高分解能マイケルソン干渉計MIGHTI(Michelson Interferometer for Global High-resolution Thermospheric Imaging instrument)、イオン速度計IVM(Ion Velocity Meter)、上層大気の酸素発光を観測する極端紫外線観測装置EUV(Extreme Ultra-Violet instrument)、上層大気の遠紫外線観測装置FUV(Far Ultra-Violet instrument)の4つを搭載しています。

地球の電離層周辺の宇宙環境計測は、太陽活動と関連が深く、通信障害やエネルギー異常、極地域中心に見られるオーロラの発生など、地上や宇宙活動に深く関わっています。昨年打ち上げられているGOLD(Global-scale Observations of the Limb and Disk)観測装置ともチームを組んだ観測で、電離層の観測を継続的に実施していく計画です。

source : NASA


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