宇宙技術開発株式会社

国際宇宙ステーションでバッテリー交換のための5回の船外活動開始

最終更新 2019.10.07

国際宇宙ステーション(ISS)では、日本時間2019年10月6日(日)午後8時39分から、7時間1分に亘る船外活動が、2人の宇宙飛行士(クリスティーナ・コック飛行士とアンドリュー・モーガン飛行士)により実施されました。この船外活動は日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)がISSに届けた新しい畜電池を、寿命を迎えた既設のISSの畜電池と交換するものです。

交換する畜電池はP6トラスのニッケル水素電池で、新しいリチウムイオン電池と交換します。10月中の5回の船外活動を行って交換する計画になっています。

船外活動の前にISSのロボットアームにより、新しい畜電池が搭載された曝露輸送パレットがHTV8から取り出され、左舷トラスの近くに設置されました。P6トラスはロボットアームが直接届く位置の範囲外にあるため、輸送パレットとP6トラスの間は飛行士達により直接、新旧のバッテリーが運ばれることになります。

各トラスでは、太陽電池で発電した電力を12台のニッケル水素電池に充電して、夜間の電力として供給していましたが、新しいリチウムイオン電池は性能が向上したため、半数の6台でまかなえるようになります。HTVでの輸送によってこれまでにS4、P4トラスの電池交換を終えており、今回が3回目の輸送・交換となります。

今回の様子はNASAのツイッターでも配信されると共に、NASAテレビやライブ放映で中継されています。

source : NASAブログ記事1/2(NASA)  NASAブログ記事2/2(NASA)


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