宇宙技術開発株式会社

中国地球観測衛星3機を打ち上げ

最終更新 2019.09.13

日本時間2019年9月12日(火)午後0時26分に、資源一号02D (ZY-1 02D: Ziyuan 2D), 京師一号(BNU-1: Ice Pathfinder), 金牛座納星(Taurus 1、Jinniuzuo 1)を搭載した長征4Bロケットが、山西省 太原衛星発射センターから打ち上げられました。3機はいずれも地球観測衛星で、打ち上げは成功したと発表されています。

資源一号02Dは、観測幅115kmで5m分解能の9波長の可視近赤外カメラと、166波長のハイパースペクトルカメラを搭載している地球観測衛星です。衛星の重さは1,840kg、設計寿命は5年となっています。高度778kmの太陽同期軌道をとります。

京師一号は、北京師範大学の科学者が立ち上げ、中国政府が予算を出し中国企業が開発した小型衛星です。重さ16kgで高さ739km、南北極域の環境を観測することを目的としており、海氷の変化の観察や海路情報としての提供を行うものです。広域カメラ(観測幅745km、分解能80m、可視4バンド)と高分解能カメラ(観測幅25km、分解能8m)を搭載しています。

金牛座納星は、3Uサイズの超小型衛星で、700km以下の地球低軌道の機体に対し、軌道突入時に2.5平方メートルの薄膜を広げて抵抗を利用し、衛星の燃焼を助けデブリ化を防ぐための試験機ということです。


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