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インドの月探査着陸機ビクラムは着陸失敗

最終更新 2019.09.10

日本時間2019年9月7日(土)午前5時23分に着陸を予定していた月探査衛星チャンドラヤーン2号(Chandrayaan 2)の着陸機「ビクラム」(Vikram)は、月面に向けて降下中に高度2.1km付近で通信が断絶し、残念ながら着陸に失敗しました。午前4時29分より開始された中継中に、ビクラムの軌道がずれていく管制室画面も確認されています。

日本時間9月2日(月)午後4時45分に、ビクラムはチャンドラヤーン2号(軌道機)から切り離されました。その後、シーケンスは完璧に進んでいるように見えましたが、高度35kmから下降していき2kmに向かう着陸の最終段階で、何らかの不具合が起きたとのことです。詳細は今後も調査が続けられます。

着陸は失敗に終わりましたが、チャンドラヤーン2号の軌道機は、月を周回しながら順調に仕事をこなしています。6時間後午前11時30分から改めて行われた記者会見で、インドのモディ首相から研究者達をねぎらう言葉が伝えられました。

source : ISRO

source : ビクラム詳細説明と着陸シーケンスビデオ(YouTube/ISRO)


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