宇宙技術開発株式会社

全33の装備を搭載したロシアソユーズロケットの打ち上げ

公開日 2019.07.05|最終更新 2019.07.08

日本時間2019年7月5日(金)午後2時41分、ロシアの極軌道気象衛星メテオールM(Meteor-M N2-2)が、ソユーズ2.1bロケットによりボストチヌイ基地から打ち上げられました。ドイツ、フランス、米国、イスラエル、英国、スウェーデン、フィンランド、タイ、エクアドル、チェコ、エストニアの28機、ロシアの4機の小型衛星とキューブサット等が、相乗りで打ち上げられています。

メテオールMは、高度832km、軌道傾斜角98.77度の太陽同期軌道に打ち上げられる予定です。打ち上げ時の重量は2,900kgで、燃料を除いたペイロード本体の重さは1,250kg、設計寿命は5年とされています。可視、赤外線、マイクロ波の領域の観測を行い、雲、地表面、氷雪などグローバルなデータを取得します。温度湿度プロファイルなど気象衛星に備えられる幅広いデータを得ることができます。また、以下の衛星と小型衛星を搭載、射出するために、Exolaunch GmbH社のCarboNIXペイロードが搭載されています。

  • El Camino Real/MOMENTUS X1
    米国のMOMENTUS Space社の推進システムのデモンストレーション機。16Uサイズ。

  • NSLSat-1
    イスラエルのNSLComm社と英国のClyde Space社により開発されたKaバンド通信衛星。80機のコンステレーション計画がある最初の機体で、展開アンテナ技術検証を行う。6Uサイズ。

  • Lemur-2
    米国Spire Global社の衛星。AISを使った船舶の追跡と天気予報データの取得。8機。

  • JAISAT-1
    ドイツのGerman Orbital Systems社が、タイのアマチュア無線学会向けに開発した衛星。キューブサット。

  • EXOCONNECT
    ドイツのGerman Orbital Systems社が、独自に開発した衛星。キューブサット。

  • D-Star ONE (LightSat)
    ドイツのGerman Orbital Systems社が、独自に開発した衛星。キューブサット。

  • Lucky-7
    チェコのSkyFox Labs社が革新的なソリューションのために開発した1Uサイズの衛星。

  • SEAM-2.0
    スウェーデンの科学観測衛星。地球磁場測定を行う。3Uサイズ。

  • MTCube/ROBUSTA-1C
    フランスのモンペリエ大学による宇宙放射線観測衛星。キューブサット。

  • SONATE
    ドイツのヴュルツブルク大学の衛星プラットフォーム開発のための技術衛星。キューブサット。

  • BeeSat-9, 10, 11, 12, 13
    ドイツのベルリン工科大学の衛星プラットフォーム開発のための技術衛星。5機を展開。キューブサット。

  • MOVE-2b
    ドイツのミュンヘン工科大学の衛星プラットフォーム開発のための技術衛星。キューブサット。

  • TTU-101
    エストニアのタリン工科大学の技術衛星。超小型の観測カメラとXバンドの高速データ送信技術実証を行う。1Uサイズ。キューブサット。

  • Ecuador-UTE
    エクアドルのエクアドル工科大学の宇宙天気観測衛星。地球電離圏の計測を行う。キューブサット。

  • ICEYE-X4, X5
    フィンランドのICEYE社が製造したXバンドレーダー地球観測衛星。2機。

  • DoT-1
    英国SSTLの技術実証衛星。

  • Sokrat
    ロシアROSCOSMOSプログラムの枠組みの中の大学の小型宇宙機開発などの科学・教育プログラムのキューブサット衛星。

  • VDNKh-80
    ロシアROSCOSMOSプログラムの枠組みの中の大学の小型宇宙機開発などの科学・教育プログラムのキューブサット衛星。

  • AmurSat
    ロシアROSCOSMOSプログラムの枠組みの中の大学の小型宇宙機開発などの科学・教育プログラムのキューブサット衛星。

source : ROSCOSMOS


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