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カナダのレーダーサット3機を搭載したファルコン9打ち上げ成功

最終更新 2019.06.13

カナダのレーダーサットコンステレーション衛星RCM(RADARSAT Constellation Mission)3機が、日本時間2019年6月12日(水)午後11時17分に、ファルコン9ロケットによりヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられました。第一段ロケットは、ヴァンデンバーグ空軍基地のランディングゾーン4(LZ-4)に無事着陸しました。この一段ロケットは、3月の有人型ドラゴン(クルードラゴン)のデモ1ミッションの無人打ち上げに使われて回収したものを再使用したものです。

打ち上げは順調に推移し、打ち上げから54分43秒後に1基目、58分24秒後に2基目、1時間2分13秒後に3基目の衛星が、予定軌道で切り離され、打ち上げは成功しました。

RCMは、カナダの地球観測衛星で、Cバンドを使用する合成開口レーダー(SAR)を搭載した3機同一の機体です。カナダは1995年にレーダーサット1号を、2007年にレーダーサット2号を打ち上げていますが、いずれもCバンドSARを搭載した大型衛星でした。今回も分解能は3mまでであり、各衛星重量は1430kgと最初の機体の半分、アンテナ長6.98mとなっています。高度600km、軌道系射角97.7度の同じ太陽同期軌道面に、120度ずつ離した場所に配置されます。

主な観測要求は氷監視、原油汚染監視、海洋船舶監視、高分解能のマッピング、干渉による変化抽出です。いずれも後継機として、大幅に頻度、分解能を向上させることになります。

source : SpaceX社


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