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ロシア版GPS衛星は雷にも負けず打ち上げに成功

最終更新 2019.05.28

日本時間2019年5月27日(月)午後3時23分に、ロシア版GPSシステムを支える航法測位衛星グローナスーM 758(GLONASS-M 758)を搭載したソユーズ2.1bロケットが、プレセツク宇宙基地より打ち上げられました。2004年からプレセツク宇宙基地で開始されたソユーズ2ロケットの打上げは、2.1a, 2.1b, 2.1Vという派生型を含めて、プレセツク発射場から37回実施されています。

今回の打ち上げは天候が悪く、離陸して間もなく落雷がロケットを襲いました。機体には保護的なメカニズムが備えられているため問題なく打ち上げは進み、打ち上げから約3時間半後に予定軌道でグローナスMは切り離されました。グローナスミッションとしては58番目の打ち上げとなります。

運用状況としては、グローナスシリーズは27機が軌道上にあり、新世代機のグローナス-Kの2機のうち1機は試験中、グローナス-Mの25機のうち1機が予備機となっています。Mシリーズも約半数が設計寿命である7年を超えて運用中です。今回はそのうちの1機を交代させるための打上げです。

source : ROSCOSMOS

落雷の様子は、ロシア国営宇宙企業「ロスコスモス」のドミトリー・ロゴジン長官自らのツイッター投稿でも確認できます。

source : ロゴジン氏のTwitter


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