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イスラエルチームの月着陸は無念

公開日 2019.04.05|最終更新 2019.04.12

2019年2月にファルコン9ロケットで打ち上げられたイスラエルのSpaceILの月着陸船べレシート(Beresheet)は、4月4日(木)に月周回軌道にはいるための約6分間の減速噴射を実施し、月楕円周回軌道に無事に入ったことが確認されました。べレシートは、地球から16,000km離れたところで地球を撮影しました。

べレシートが月着陸に成功すれば、ロシア、米国、中国に続き、イスラエルが4番目の月着陸ミッション成功国となる予定でした。日本時間の12日(金)早朝から行われた母国語のライブ放送では、管制室の様子からは順調に進み月面の画像も送られてきていましたが、月面に着陸する前にエンジントラブルのため残念ながら失敗しました。失敗の報はスペースIL自らも日本時間12日(金)4時59分にtweetされています。

米国メディアによれば、宇宙船の着陸制御はほぼ自動ですが、コスト削減のためバックアップ機構はないとのことです。着陸6分前に高度約13,350mでトラブルが起き、その後通信が途絶えるまでのデータを確認すると急速に落下したことが分かったと伝えられました。

source : 12日の月着陸失敗の報(SpaceIL Twitter)


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