宇宙技術開発株式会社

ハイパースペクトルセンサ搭載の地球観測衛星PRISMAの打ち上げ

最終更新 2019.03.22

日本時間2019年3月22日(金)午前10時50分に、地球観測衛星プリズマ(PRISMA: PRecursore IperSpettrale della Missione Applicativa) を搭載した、ヴェガロケットが仏領ギアナ基地より打ち上げられました。打ち上げは順調に進められ、打ち上げから約54分8秒後に衛星分離が正常に実施されました。

PRISMAは、光学のハイパースペクトルセンサを主要機器として搭載する衛星で、イタリア宇宙機関(ASI)が計画し、OHBイタリア社が受注製造を行いました。センサについてはイタリアのレオナルド社(Leonardo)が設計製造、衛星の設計製造と全体のプログラム計画などはOHBイタリア社が担当しています。PRISMAは、アリアンスペース社が軌道上に打ち上げた25番目のOHBの衛星です。

PRISMAは、可視・赤外域に66バンド、短波長域に171バンドの観測波長帯をもち、観測幅30kmで分解能30mのデータを取得します。また可視領域にパンクロマティック波長も持っており、こちらも観測幅30kmのままで分解能は5mとなっています。ハイパースペクトルセンサが取得するデータは、今後農業や環境把握など広い応用の可能性のあるものです。

source : アリアンスペース社


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