宇宙技術開発株式会社

中国のリモートセンシングなど4機の衛星打ち上げ

最終更新 2019.01.22

日本時間2019年1月21日(月)午後2時42分に、吉林一号光譜 2機、魂鵲一号A星、瀟湘一号03の合計4機の衛星を搭載した長征11ロケットが、甘粛省 酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。中国の発表によれば、打ち上げは順調に推移し、予定軌道に投入されたということです。長征11号ロケットは、高度700kmの太陽同期軌道に420kgのペイロードを打ち上げることができる性能があります。

吉林一号光譜01/02(Jilin-1 Hyperspectra-01/02)は、2018年1月には7, 8機目が打ち上げられている吉林一号のシリーズです。吉林一号は、低軌道にコンステレーションを組む商用地球観測衛星で、2020年までに60機、2030年までに138機の打ち上げ計画があります。今回はハイパースペクトルセンサーを搭載し、それぞれ吉林林草一号(Jilin Lincao-1)、文昌超算一号(Wenchang Chaosun-1)と命名されています。

中国メディアによれば、吉林一号光譜は、赤外バンドを含む26のスペクトルバンドを持ち、観測幅110km、分解能5mのデータを取得し、林業や草地把握、水上運輸、海洋、資源、環境などのサービスを予定しているということです。また、文昌超算一号は、海南島と南シナ海の地域に商業サービスを予定しており、3月には試験使用が開始されます。

また、吉魂鵲一号A星(魂鵲: Lingque 1A)は、6Uサイズ、重さ10kgのリモートセンシング衛星で、高度500kmから分解能4mの光学画像を撮影できます。2年以内に25機、5年以内に132機を打ち上げ、コンステレーションを組む計画で、完成時には12時間で全球画像が、重点地域を30分ごとに再訪できると発表されています。瀟湘一号03(青騰衛星)は、青騰大学と天計研究院が協力し独自に開発した衛星です。


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