宇宙技術開発株式会社

ヴァージン・ギャラクティック社が有人宇宙飛行に成功

最終更新 2018.12.14

米国ヴァージン・ギャラクティック社は、テストパイロット2人を乗せたスペースシップ2(SpaceShip Two)の弾道飛行に成功しました。米カリフォルニア州にあるモハベ宇宙港(Mojave Air and Space Port)から、日本時間2018年12月14日(金)午前0時10分頃に飛び立ち、「イブ(VMS Eve)」と名付けられた母船で高度13km付近まで運ばれたスペースシップ2は、同午前0時59分頃に切り離され、ロケットエンジンを点火し約60秒間の加速を行い、飛行高度約82.7km、マッハ2.9(時速約82.2km)に達した後、滑空し、同午前1時14分に飛行場へと戻ってきました。

2014年11月にパイロットの死傷事故を起こし安全性の見直しが行われ、今年4月から本格的な試験飛行が再開、今回4回目の試験飛行となりました。また、国際航空連盟(Federation Aeronautique Internationale: FAI)は、高度100kmから上を宇宙と定義していますが、米国空軍は高度80km以上を飛行した者に宇宙飛行の認定を行っているため、今回はこの基準を基に有人宇宙飛行の達成が発表されました。

民間の宇宙飛行には、スペースX社やブルー・オリジン社も名乗りを上げており、機体の開発も進んでいますが、航空機から切り離し、ロケットエンジンを使った弾道飛行により宇宙旅行を企画するスペースシップ2が一足先に有人試験を成功させたようです。

source : ヴァージン・ギャラクティック社


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