宇宙技術開発株式会社

エレクトロンロケット3号機の打ち上げ成功

公開日 2018.11.14|最終更新 2018.11.15

2018年11月11日(日)午後0時50分に、7機のペイロードを搭載したロケット・ラボ社(Rocket Lab)のエレクトロンロケットの第3号機が、ニュージーランドのマヒア(Mahia)半島から打ち上げられました。

打ち上げは順調に進み、第1段分離後、高度210km×500km、軌道傾斜角85度に達し、第2段分離後に、ペイロードを搭載したキックステージの噴射で円軌道へと移行しました。キックステージは、最初に米科学教育STEMの衛星Irvine01を、次に米国Spire社の商用気象観測衛星Lemur-2(2機)、続いてProxima(2機)、最後にTyvak Nano-Satellite Systems社がGeoOptics社向けに製造した超小型衛星(Cicero10)1機を切り離しました。キックステージは、HPS GmbH社の膜展開式デブリ対策実験機のNABEO-1を利用し、大気圏突入を早める役割を果たせるか試験を行う模様です。

エレクトロンロケットは第1段目に9基、第2段目に1基の同一エンジンを搭載、ニュージーランド出身の物理学者アーネスト・ラザフォードに因み、ラザフォードエンジンと名付けられています。液体酸素とケロシンを推進剤としており、広範に3Dプリント技術が使われています。昨年5月の初号機は試験機の1号機でもあり、打ち上げ上の問題がまだ残り、打ち上げ自体は失敗に終わりました。問題解決後の2号機の試験は打ち上げ成功し、今回の3号機は実際に業務として軌道にのることを示す"It's Business Time"(さあ仕事の時間だ!)とミッションが命名されています。

次の打ち上げは12月に予定されているとのことです。

source : ROCKET LAB社


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