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系外訪問者のオウムアムアは彗星だったかもしれない?

最終更新 2018.06.29

昨年10月に発見されて太陽系の外から来た天体として話題になった、葉巻型の太陽系外天体の小惑星11/2017 U1(オウムアムア ‘Oumuamua)は、7-8時間おきにその輝きが大きく変化することから、細長い形状に興味が惹かれていました。オウムアムアは、太陽系外から高速で接近し、太陽のそばを通って離れていく双曲線軌道であることを示していました。

また、当初は彗星ではないかと考えていたものの、太陽に熱せられて生じるガスやダストによってできる彗星のコマが観測されなかったことから、小惑星とされていました。しかし、かすかな増速が観測されたため、観測チームは微弱で検出はできなかったものの、目に見えない程度で増速に十分なガス放出がされていたと結論づけ、再度オウムアムアは彗星であったかもしれないと見解を示しました。

観測チームはハッブル宇宙望遠鏡と地上の大型望遠鏡を利用しました。また、オウムアムアの大きさは、11月に発表されたよりも大きく、長い部分は短い部分に対し10倍以上大きい800メートル程度と見積もられました。自転速度は7.3時間、現在太陽から木星までの距離より遠くにいて、毎時11万2,000キロメートルで、太陽系の外側へと向かっており、4年で海王星を過ぎて星間宇宙へと旅立ちます。

source : NASA


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