宇宙技術開発株式会社

ワロップス飛行施設からサウンディングロケットの打ち上げ

最終更新 2018.03.27

米国バージニア州ワロップス島にあるワロップス飛行施設は、NASAのサウンディングロケット打上げ基地として使われています。25日に学生等のペイロードが打ち上げられ、27日には別のペイロードの試験が行われます。

悪天候による延期があったものの、日本時間2018年3月25日(土)午後7時51分30秒に、大学生装置のプロジェクト(USIP: University Student Instrument Project) のペイロードが搭載されたサウンディングロケットの打ち上げが、ワロップス飛行施設から実施されました。4つの大学から、小型宇宙機のための推進システム、新しい絶縁体ワイヤ素材、小型再突入宇宙機、小型衛星のための展開ブームと太陽電池が、プロジェクト機器として搭載、試験されました。

搭載ロケットは Terrier-Improved Malemute弾道飛行用サウンディングロケットで、打ち上げ後およそ160kmの高さ(飛行結果では約171.2km)になり、パラシュートでワロップス島からおよそ112km離れた太平洋上に着水しました。搭載機器は、後日学生に返却される計画です。

source : 3月25日 学生実験打ち上げについて(NASA)

また、3月27日(火)には、将来火星大気圏突入に利用する技術開発のための先進超音速パラシュート膨張実験装置(ASPIRE: Advanced Supersonic Parachute Inflation Research Experiment) を搭載した、Terrier-Black Brant IX弾道飛行用サウンディングロケットを打ち上げます。中継はワロップスから見える範囲のみで、打ち上げ後約2分で高度51.2kmに達し、ワロップス島からおよそ64km離れた大西洋上に着水する予定です。試験に使用したカメラを含む機材は回収されます。

source : 3月27日 火星大気圏突入利用パラシュート実験について(NASA)

ワロップスからUSTREAMを通じて中継が放映される予定です。放送は7時15分から。火星大気圏突入用のパラシュート展開機の試験の予定。バックアップ打ち上げ日は3月28日~4月10日です。

  • USTREAM中継予定
    2018年3月27日(火)午後7時45分~11時15分

source : ワロップス飛行施設の打ち上げについて(NASA)


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