宇宙技術開発株式会社

金井宇宙飛行士は船外活動を実施

公開日 2018.02.15|最終更新 2018.02.20

国際宇宙ステーション(ISS)の第54次および第55次長期滞在ミッションで活躍中の金井宣茂宇宙飛行士は、日本時間2018年2月16日(金)午後9時から17日(土)午前2時57分まで船外活動を実施しました。船外活動は、マーク・ヴァンデハイ飛行士と共に行われ、予定されていた作業時間の6時間30分より30分以上短くなりました。主な作業は、以下の通りです。

ISSのロボットアーム「カナダアーム2」(SSRMS)の両端にある把持機構(LEE:Latching End Effectors)の内、片方のLEEを1月23日の船外活動時に予備品と交換しましたが、今回は昨年10月に交換して仮置きしていたLEEを船内に回収する作業を行いました。POA(Payload and Orbital Replacement Unit Accommodation)は、船外機器を把持させて仮置きするために使われるペイロード/軌道上交換ユニット(ORU)把持装置です。詳細はJAXAの概要資料をご参照ください。

  1. POA用として保管していたLEEから、再利用のためにTVカメラを取り外す。
  2. POA用として保管していた古いLEEをPOAから取り外し、船内へ回収する(地上に回収して修理するため)。
  3. 前回の船外活動時に交換してESP-2に仮置きしていた古いLEEを、MBSにPOAとして取り付ける。
  4. 1で取り外したTVカメラを、POA用LEEへ取り付ける。

source : 概要資料(JAXA:PDFファイル), 船外活動について(JAXA)

なお、船外宇宙服を着用するとメンバーの区別がしにくいため、脚に赤いラインを付けるなどして区別できるようにしています。金井宇宙飛行士は、赤い線の無い真っ白な宇宙服を着て作業しました。

LEEのエアロックへの回収等作業は予定よりも早く進んだため、更に、1月23日に交換したLEE-Bの潤滑(ヴァンデハイ飛行士)、SPDM用のツールの設置(金井飛行士)、LEE-Aへの接地ラインの設置(金井飛行士)、予備品保管用のプラットフォーム上のFHRC (flex hose rotary coupler)のストラットの位置の調整が行われました。


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