宇宙技術開発株式会社

中国宇宙ステーション補給機天舟一号はミッション終了

公開日 2017.09.15|最終更新 2017.09.26

日本時間2017年9月13日(水)午前0時58分に、中国の無人補給機である天舟一号(TZ-1:Tianzhou-1)が宇宙ステーション天宮二号(Tiangong-2)との三回目のドッキングに成功しました。両機は3か月間離れたまま運用されていました。その間、天舟一号は、3U構造(10×10×30cm)の超小型衛星"Silk Road-1"の放出も行っています。天舟一号は地上からのコマンドにより天宮二号に近づき、天宮二号と協調する形で誘導・ドッキングを実施、今回採用した手順ではドッキング完了までわずか6.5時間で終わりました。

今回採用したランデブー・ドッキング方式は、従来の方式よりも大幅に時間を短縮できました。それまでは30周回(約2日)かけてランデブー・ドッキングを実施していました。この特急ランデブー技術の獲得は、生医学実験試料の輸送や、緊急時の打上げなどで威力を発揮するということです。ドッキング後、天舟一号は最後の燃料補給を行いました。9月16日(土)に再度天宮二号から分離した天舟一号は、日本時間9月22日(金)午後7時頃、地球大気圏に再突入しミッション終了となりました。


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