宇宙技術開発株式会社

実験を終えた伸展式太陽電池アレイROSAを投棄

最終更新 2017.06.29

6月にスペースX社商用補給機11号機ドラゴンで打ち上げられ、国際宇宙ステーションに届けられた米国の伸展式の新型太陽電池アレイ(ROSA:Roll-Out Solar Array)の軌道上試験が成功裏に終了しました。

ROSAは、現在一般的に使われているリジット式の太陽電池パネルアレイに比較して20%ほど軽く、運搬時の容積も4分の1になります。利用するペイロードの積載容積と重量を、その分増やすことができます。

当初の計画では、試験を終えたROSAはパネルを巻いて円筒状に収納した後、ドラゴンのトランクに回収し、大気圏突入時に焼却処分する予定でしたが、収納ができなかったため、6月26日に展開した状態のままで投棄することを決断して実施されました。

ビデオを見ると投棄時の映像を確認できますが、切り離し後、スプリングの力で離れていく機構を準備していたことがわかります。投棄は国際宇宙ステーションの下方、後方側に減速するように放出したため、衝突リスクはありません。

source : NASA


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