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来年打ち上げ予定の太陽探査衛星の名前を新たに命名

最終更新 2017.06.05

2018年打ち上げで計画が進められてきた、NASAの太陽観測衛星Solar Probe Plusに新しい名前が付けられました。その名もパーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)です。私たちが現在太陽風と呼んでいる惑星間に存在するエネルギー粒子の流れを最初に理論づけた、宇宙物理学者ユージーン・パーカー氏に因んで命名されました。その論文は、1958年にアストロフィジックスジャーナルで発表されています。

パーカー・ソーラー・プローブは、太陽を観測する様々な機器を搭載し、2018年の7月31日~8月19日の期間で打ち上げを予定しています。今までに太陽に接近したどの探査衛星よりも7倍も太陽に近い距離(水星軌道の遥か内側となる620万km)まで迫ります。

太陽周囲は、太陽表面の300倍もの高い温度があり、実に1万度以上となっています。パーカー・ソーラー・プローブは、太陽接近時に受ける高熱(約1,377度C)から探査機を守るために、厚さ11.43cmの炭素複合材の耐熱シールドで守る設計になっています。

source : NASA

欧州も太陽観測については、来年打ち上げの重さ180kgのソーラー・オービター(Solar Orbiter)の予定があり、過去の太陽観測に成果を挙げたユリシーズ(Ulysses)、ソーホー(SOHO)、クラスター(Cluster)に続く計画が進行中です。(米国ではSDO、STEREO-A/Bが太陽観測に成果をあげてきました)

source : ESA


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