宇宙技術開発株式会社

国際宇宙ステーション米国の40回目の船外活動の実施

公開日 2017.03.24|最終更新 2017.03.30

国際宇宙ステーションで第50次長期滞在クルーによる3回の米国の船外活動が計画されています。1回目の船外活動は、シェーン・キンブロー飛行士とトマ・ペスケ飛行士が担当し、日本時間3月24日(金)午後8時24分に開始、3月25日(土)午前2時58分に終了しました。性能強化型のEPIC(Enhanced Processor & Integrated Communications)コンピュータへ更新するため、S0 EXT MDM(船外のS0トラスにあるコンピュータ)の交換が行われました。

また、与圧結合アダプタPMA-3の移設に備えてヒータとデータ配線の取り外しを行った他、「きぼう」の船外カメラ2台の交換(ロボットアーム先端の手首カメラと、船外実験プラットフォームの2台のカメラのうちの1台)、ISSの双腕型特殊目的ロボットアーム「デクスター」の把持機構部の潤滑作業が行われました。

既に船内側のMDMのEPICへの更新が行われており、船外側の更新を行う一環として船外MDMの交換は行われました。プロセッサの処理能力とメモリ量が向上し、Ethernetポートのデータを出力できるようになったため通信能力も向上、実験を同時に行っても対応できるようになります。

P1トラスのラジエータバルブ(RBVM)のリークが疑われている箇所(RBVM P1-3-2)の目視点検も実施されました。なお、作業は予定よりも順調に進んだため、S0トラスに取り付けられている故障したCETAライトの交換も前倒しで行われました。交換したJEMの2台の船外カメラも正常に機能しました。

第41回の船外活動のライブ放映予定は下記の通りになっています。シグナス7号機の打ち上げ遅れに伴い、第42回の船外活動は延期になっています。ライブ放映はNASAテレビでご覧いただけます。

  3月30日(木)午後7時30分~ 米国のISSでの41回目の船外活動 (US EVA#41)
  (シェーン・キンブロー飛行士とペギー・ウィットソン飛行士、船外活動開始は午後9時頃)

source : NASA


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