宇宙技術開発株式会社

衛星が捉えたエトナ山の噴火

最終更新 2017.03.22

イタリアのシチリア島にある欧州最大の活火山、エトナ山(Mount Etna:イタリア南西部にあるシチリア島の活発な火山)で3月16日、爆発的噴火がありました。当時BBC取材班や観光客らが居合わせて怪我人が出たこともあり、欧米メディア中心に大きく取り上げられました。爆発的噴火は、イタリア現地時間で16日午後0時43分と伝えられましたが、前日から少しずつ溶岩の噴火が活発化していたことがわかっています。

報道にも使われた欧州の地球観測衛星センチネル2Aの撮影画像は、爆発的噴火が伝えられた時間よりも少し前の3月16日午前10時45分(イタリア現地時間では午前11時45分)に撮影されたものです。センチネル2A衛星は、可視から赤外にかけて13バンドに分かれた波長で観測を行い、利用された画像は、植生は緑色に、雪と雲の見分けがつきやすいよう雪を青っぽく加工したものになっています。観測幅も290kmと広く、溶岩の高温部分が数kmに亘っていることがわかります。

また、爆発的噴火後の画像は、スポット衛星やプレアデス衛星でも18日に良い状態のものが撮影されています。右上にある「View on map」というところをクリックすると地図と重ね合わせが表示でき、撮影場所が確認できます。画像との重ね合わせは上部のスライダー(Quicklook/Footprint)で変更できます。

source : ESA


    関連リンク

    SEDの関連記事