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ニューホライズン次の目標に向け44秒のマヌーバ完了

最終更新 2017.02.02

2015年7月に冥王星に接近・観測したNASAの探査機ニューホライズン(NewHorizons)は、2019年1月1日にカイパーベルトにある小惑星「2014 MU69」への接近・観測を次の目標としています。

2015年10月終わりと11月初めに4回の軌道噴射を実施した後、更に調整を進めるため、2月1日に44秒間の軌道調整のための噴射を実施しました。ニューホライズンは地球から56億km離れた距離にいるため、地球へデータが届くまで5時間以上かかります。

これらの軌道制御はコンピュータ上に保存された時間指定コマンドにより操作されており、今回ニューホライズンは、44秒間のスラスタ噴射で毎秒約44cmの速度調整を実施しました。このマヌーバにより、あと23ヶ月あまりで1万km離れた目標の「2014 MU69」へ向かう調整が行われました。

なお、ニューホライズンが搭載する7つの機器で取得した冥王星観測のデータは、合計50ギガバイト以上になりました。NASAの深宇宙探査ネットワークを経由したダウンロードは、2016年の10月25日に最後の数百ビットをキャンベラ局で受信しやっと終了(469日費やした)し、解析データは現在も順次公開され続けています。

source : NASA


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