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Small GEO衛星バスの初打ち上げとなるヒスパサット36W-1打ち上げ成功

公開日2017.01.24|最終更新 2017.01.30

日本時間2017年1月28日(土)午前10時3分にスペインの商業通信衛星ヒスパサット36W-1(Hispasat 36W-1)がソユーズSTロケットで打ち上げられました。衛星は打ち上げ29分後に、遷移軌道へ無事切り離されました。以降2,3週間かけて自身のエンジンで最終的にサービスを実施する静止軌道へと向かいます。

ヒスパサット36W-1は、欧州が開発した最新の小型静止衛星プラットフォームSmall GEOを採用して打上げられる初の衛星で、打上げ時の重量は約3,200kgです。Small GEOプラットフォームはESAの先進的な通信プログラム(ARTES)の下でドイツのOHB社により開発されました。遷移軌道(GTO)から静止軌道へは化学推進エンジンを使い、軌道上での位置制御は電気推進で行うハイブリッドタイプの衛星です。

ヒスパサット36W-1は、静止軌道(西経36度)上より欧州とカナリア諸島と南アメリカをカバーし、KaバンドとKuバンドにより通信放送サービスを実施する予定です。第二世代デジタルビデオ放送標準(DVB-S2)への信号変換と、最大4箇所への送受信サービスが可能な先進プロセッサと電子的にビーム方向を変えることができるアンテナから成るRedsatというシステムを搭載しています。

source : ESA


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