宇宙技術開発株式会社

欧州で衛星位置情報サービスを利用した航空管制試験開始

最終更新 2017.01.10

欧州では欧州宇宙機関ESAと英の衛星運用会社インマルサットが、衛星位置情報サービスを利用した航空管制試験を共同事業として進めています。これはアイリス先駆けプログラム(Iris Precursor programme)として行われています。

航空管制の近代化を目的として、インマルサット衛星を経由して安全性の高いデジタルデータを配信する試験を実施しました。今回の試験ではプロトタイプのアイリス端末を搭載した航空機を4回、目的地を変えて飛行させ、航空機と地上ネットワークの間を接続し、航空管制メッセージ交換を実施しました。

アイリス先駆けプログラムでは、2019年までに、航空機が飛行する緯度、経度、高度、時刻情報を飛行経路管制のために地上と航空機との間で通信できるようにし、航空機の精密な追跡や、より効率的な飛行管制に利用する計画となっています。航空機の運航数は増加し続けているため、従来の無線周波数帯での混雑の緩和と、欧州上空の空域の最適化を行うのが狙いです。

source : ESA


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