米国気象衛星GOES-Rの打ち上げ成功

最終更新 2016.11.22

日本時間2016年11月20日(日)午前8時42分、米国の次世代静止気象衛星(GOES-R)が、アトラスVロケットで打上げられました。

GOESはR, S, T, Uの4つの同型衛星が製造され、2036年まで米国の静止軌道衛星として観測運用を担う予定です。GOES-Rは、2週間かけて最終的に運用される軌道に到達すると、GOES-16と呼ばれるようになります。新しい6つの観測装置のチェックアウトと検証を実施し、1年以内には観測運用が可能になる予定です。

GOES-Rは、日本の気象衛星「ひまわり8号/9号」と同クラスの次世代型の新型気象衛星であり、気象予報用のABI(Advanced Baseline Imager)観測装置は青、赤2つの可視バンド、4つの近赤外線バンド、10の赤外線バンドの、計16の波長帯で画像を取得します(従来型は計5バンド)。 また、解像度と観測頻度も従来型よりも大幅に向上しています。

GOES-Rは、気象予報の枠を超えて、米国海洋大気庁NOAAにより運用されている衛星支援捜索救助システム(SARSAT:Search and Rescue Satellite Aided Tracking)の役割の一部を担うため、遭難信号を検出できるトランスポンダも搭載している他、宇宙天気予報を改善するための太陽観測と宇宙放射線計測装置なども搭載しています。これらは従来型のGOESでも搭載されています。

<搭載6装置>

  • ABI : Advanced Baseline Imager
  • EXIS : Extreme Ultraviolet and X-ray Irradiance Sensor
  • SEISS : Space Environment In Situ Suite
  • SUVI : Solar Ultraviolet Imager
  • Magnetometer
  • GLM : Geostationary Lightning Mapper

source : NASA


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