高分解能の地球観測衛星ワールドビュー4号打ち上げ成功

最終更新 2016.11.14

高分解能の地球観測衛星のワールドビュー4号(WorldView-4)を搭載したアトラスVロケットが、日本時間2016年11月12日(土)午前3時30分、予定通り打上げられました。ワールドビュー4号は、打上げ約19分28秒後に切り離されました。

9月中旬に予定されていたロケットの打ち上げは、9月17日の夕方に、米国カリフォルニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地近隣で発生した野火の影響から延期されていました。しばらく続いた延焼は、各地からの応援部隊を投入して消火活動を行った結果、封じ込めに成功し、打上げ施設へ延焼する影響はなくなりました。

同ロケットに搭載されていた7機のキューブサット(Aerocube 8C/ 8D ,RAVANなど)は、ワールドビュー4号の切り離しの後に上段ロケットの後方部分から放出されました。

ワールドビュー4号は、切り離し後、順調に単独飛行を続け、目的軌道に達したことが、ロッキード・マーティン社からも発表されています。(打上げから約45分後にヘルスチェックデータ受信)ワールドビュー4号は、高度617km、地球を極方向に周回する太陽同期軌道から、観測画像の取得を実施していく予定です。

ワールドビュー4号は、米国ディジタルグローブ社の衛星で、赤、緑、青と近赤外の4バンド(1.24m分解能)、パンクロマティックのバンド(0.31m分解能)の高分解能光学センサを搭載しています。観測幅は13.1kmの予定。

ワールドビュー4号の衛星稼働が上手くいけば、稼働中のクイックバード(QuickBird)とワールドビューシリーズ3機を含め、5機の衛星コンステレーションを組んだ撮影体制ができます。ディジタルグローブ社の地上高分解能画像の収集能力は2倍以上に引き上げられ、16年間のデータを含め80ペセタバイトのデータへと急成長することになります。

source : ULA社


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