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スキャパレリは無事分離!火星着陸これからの予定

公開日 2016.10.11|最終更新 2016.10.19

2016年3月14日に打ち上げられた、欧州宇宙機関ESAとロシア宇宙機関ROSCOSMOSの火星ミッション「エグゾマーズ(ExoMars)」の火星周回機トレース・ガス・オービター(TGO)と火星着陸機スキャパレリ(Schiaparelli)の分離が、アルゼンチンのマラルグエ(Malargüe)局で、日本時間2016年10月17日(月)午前1時43分に確認されました。分離成功の関連ビデオも公開されています。

19日にはスキャパレリは、火星大気圏に突入・下降・着陸の予定です。10月19日~20日にかけて、ドイツ ダルムシュタットにあるESOCから関連中継が行われます。

スキャパレリの着陸予定地は、メリディアニ高原(Meridiani Planum) 115 x 25kmの範囲で、着陸にはおよそ6分間かかります。時速1700kmでパラシュートを展開し、2分もかからずに時速240kmまで減速し、地上1kmでパラシュートを切り離して逆噴射します。

スキャパレリは降下カプセルの中におさめられており、リアカバーと耐熱シールドは下降中に投棄されます。スキャパレリは、着陸地の風速や湿度、大気圧や気温を計測し、火星のダストストーム発生を予想できるかもしれない火星表面の電場について、初めて観測をする予定です。

トレース・ガス・オービターによる科学ミッションは、エアロブレーキを利用して円軌道に移行させた後、2017年末から開始予定です。火星大気の詳細を観測し、メタンなどの気体の推移、地理的・季節的特性を調査します。

    ライブストリームとフェイスブックライブでの放映予定(日本時間)
  • 2016年10月19日(水)午後10時~20日(木)午前0時15分

    ESAテレビでの放映予定
  • 2016年10月20日(木)午前0時44分~1時59分
  • 2016年10月20日(木)午前3時25分~5時3分

    記者会見とミッション状況報告、下降時のスキャパレリから撮影された画像については、下記実施予定。
  • 2016年10月20日(木)午後5時~6時

ライブストリームページなど関連放送へのリンクを下記にご案内します。

source : ESA


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