宇宙技術開発株式会社

18日打ち上げ予定のシグナスが搭載する装置

公開日 2016.10.07|最終更新 2016.10.17

国際宇宙ステーション無人補給機オービタルATK社商用補給機5号機(OA-5/Cygnus)は、日本時間2016年10月18日(火)午前8時40分に打ち上げられる予定です。搭載される装置の一部を下記に紹介します。

-Cool Flames:炎が目で見えず低温で燃えるという予想外の現象が、国際宇宙ステーション上で以前行われた燃焼実験で観察されています。様々な条件の液滴の燃焼を調べるために、目に見えない炎を映すための新しいカメラシステムとフィルタ、新しい画像処理・記録装置、放射計を米国の燃焼実験ラック(CIR:Combustion Integrated Rack)に設置します。

-Lighting Effects:ISSの新しいLED照明システムを試験する実験で、体内時計への影響や睡眠の質の改善などを調べます。Dynamic Lighting Schedule (DLS)を利用して、就寝と起床スケジュールに合わせて輝度とスペクトラムを変化させます。

-EveryWear:タブレットのアプリを使って様々な個人データ(栄養、睡眠、エクササイズ、投薬)を速く記録・集計・送信できるようにします。宇宙飛行士はエクササイズ時にスマートシャツと指先に装着する装置を着用し、心拍データや体の位置データ、血圧、などをアプリに送信します。額に貼ったセンサーパッチで睡眠の質を評価するための皮膚温度、活動量を記録します。食べたものの記録もこれまでは手入力でしたが、宇宙食容器のバーコードをスキャンすることでデータを収集します。

-FNS(Fast Neutron Spectrometer):中性子線量を計測する新しい技術の検証。リチウム内に設置した特製の光ファイバーで中性子の速度を落とさせて捉えます。他の放射線の影響を受けない検出方法のため計測誤差を減らせる可能性があります。深宇宙探査での測定に役立つことが期待されています。

source : NASA


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