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エウロパに於ける間欠泉の情報発表について

最終更新 2016.09.30

木星の衛星のエウロパ(Europa)に於ける間欠泉の情報は、NASAで27日公式発表が行われました。エウロパの南極方向から噴き出す間欠泉の噴出と思われるハッブル宇宙望遠鏡による観測は、2012年にハッブル宇宙望遠鏡の分光器が水蒸気を検出したのが最初で、以来10回の観測の内、2014年1月26日、3月17日、4月4日の画像に水蒸気が噴出するプルームが確認されています。

画像を見ると、エウロパの凍った表面から160km以上の高さにまで到達していることが確認されており、約200kmにまで達している可能性もあります。

分解能の問題から、まだ他の可能性も残るものの、次期宇宙望遠鏡のジェームズ・ウェッブ(James Webb)や、すでに木星軌道にある木星探査機ジュノー(Juno)、エウロパ探査機などが今後明らかにしていくことになります。

地表から水蒸気が噴き出す間欠泉については、カッシーニ探査機(Cassini)により土星の衛星エンケラドス(Enceladus)で最初に確認されました。2014年の記録では101の間欠泉が確認されています。そのしくみなども2015年に発表になっています。

また、間欠泉の発見は確認されていませんが、同じ木星衛星のガニメデ(Ganymede)でもオーロラのゆらぎの観測結果から、地下における水の層の存在が示唆されています。

source : NASA


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